大谷誠吾 diary

大谷誠吾 diary

【大谷誠吾】メンタルトレーニング人間関係

メンタルトレーニングを受ける方の中には経営者の方も多くいらっしゃるのですが、社員との関係や社員同士の人間関係に悩みを抱えているケースが多いようです。

指示が伝わらない、言い訳ばかりしてくる、自分のことばかり考えているなど、社内の人間関係に日々悩みが頭の中の大きな部分を占めているようです。

人間関係で問題を抱えてしまう原因はなんでしょうか?



売上を上げるにしろ新しいサービスを展開するにしろ、人が関わっている以上当然の悩みといえるでしょう。

そしてほとんどの場合、自分がイライラしているのは仕事のできない部下のせいだと考えますし、理解力のない社員が悪いと考えますし、行動力もやる気も期待にそわない従業員に問題があると考えます。

問題を外界、すなわち他人に設定し、解決するためには他人を変える必要があるという結論になるのです



ですが、ライフスキルを知ってからは違った視点を手に入れ、全く新しいことに気付かれるのです。

例えば、部下の行動にイライラしていて、それに対して何か指導をしているとします。

今までだったらイライラという感情が、部下への指導の内容にくっついていたわけです。

その結果、威圧感・恐怖感・プレッシャーなど、部下にはノンフローになってしまうような感情を抱かせてしまっていました。

社長もノンフローで指示し、それを聞く社員もノンフローで話を聞くのです。

これでは、改善どころかさらに関係性は悪化し結果も出にくくなります。



ですがライフスキルによってそのイライラに気付くことができるようになると、感情にとらわれたままでの指示が減ります。

表情を意識して自分をフローにしたり、言葉を選んでフロー化を起こしたり、社員に付けている意味付けを外してありのままを見れるようになるのです。

すると、社長もフローで指示をし、それを聞く社員もフローで話を聞くという好循環が生まれます。

それにより、社員のパフォーマンスも高まりますし、イライラが減った社長も質の高い思考で意思決定をしていくことができます。

まさにフローこそが、組織内の人間関係をより良いものにしていき組織のパフォーマンスを最大化してくれるのです。 

大谷誠吾